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この本は、話題の高齢者問題、熟年ウォーキングブーム、定年退職後の生き方など等に大きな一つのヒントを与えてくれるものである。
65歳で仕事から完全リタイアした著者が、10年間をかけて歩いた記録を写真、地図入りで気楽に紹介している。
先ず[近畿編]は大阪の箕面を起点として、東海自然歩道を東京の高尾山に向かって歩き出した。持ち前の“気ままさ”から、東海自然歩道・南回りコースを室生寺まで歩き、ここから先に行くのを止め、今度は、石山寺から北回りコースで鈴鹿山麓の余野公園に至り、ここでの鈴鹿山脈入りを嫌って鈴鹿周辺の一般道を歩いて東海道五十三次の関宿へと合流している。
なお、このウォーキングの際、近畿の山岳霊場(西国三十三ヶ所など)巡りも兼ねているので、その辺りの記録にも言及し、なかなか読みごたえがある。
この[近畿編][東海編]は、写真あり、地図あり、歴史探訪ありと、熟年ウォーカーの“気まま”な記録は、同じく近畿の各所を歩いてみようと思っている“同好の士”には大いに参考になると思う。
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